壁にぶら下がる人々?森美術館「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」が話題 に

壁にぶら下がり様々なポーズをとる人々の写真。今にも落ちてしまいそうですが、実はこれは“トリックアート”の一種で、今森美術館に行けば誰でも撮れてしまう写真なのです。

この作品を手がけたレアンドロ・エルリッヒは国際的に活躍するアルゼンチン出身の現代アーティストで、日本ではあの有名な金沢の21世紀博物館に設置された〈スイミングプール〉の作家としても知られています。「大型のインスタレーションから映像まで、エルリッヒの作品は視覚的な錯覚や音の効果を用いて、わたしたちの常識に揺さぶりをかけます。一見どこにでもある見慣れた風景ですが、よく見ると、水がないのに舟が浮かんでいたり、人々がさまざまなポーズで壁に張り付いていたりと、その異様な光景に観客は驚きと違和感を覚えることでしょう。自分が見ていることは果たして現実なのか、という疑いを抱くとともに、いかに無意識のうちに習慣にとらわれて物事を見ているか、という事実に気付くのです。(森美術館より)」“見ることのリアル”というタイトルは、まさにそうした発見を表した言葉。普段いかに曖昧に物事を見ているのか、既成概念を取り払い曇りのない目で見ることでどんな新しい世界が見えてくるのか、そんなことを感じ体験することができる展示です。新作を含む44作品が展示され、その約8割が日本初公開というとても貴重な個展となっています。作品に触れることや三脚の使用などは禁止されていますが、それを守ればこの写真のようなフォトジェニックな写真を撮ることも可能です。話題沸騰中のこちらの個展は4月1日(日)までの開催なので、行ってみたいという方はぜひお早めに。

「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」

開館時間
10:00〜22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ、17:00まで(最終入館 16:30)
会場
森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
料金
一般  1800円
学生(高校・大学生)1200円
子供(4歳~中学生)600円
シニア(65歳以上)1500円

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