佃・月島地域が舞台の映画・小説・アニメ

  • 2017/1/1

直木賞作家も映画の巨匠も、人気アニメから朝ドラも
実はこのテーマはちょうど2年前の天空新聞10号(2015年6月)で特集しているのです。新たな情報を加えて再特集しました。
映画「成瀬巳喜男」監督の作品
「女が階段を上る時」「夜ごとの夢」などは佃・月島が舞台になっています。あの映画の巨匠「小津安二郎」監督も「風の中の牝鶏」では月島第二小学校あたりの勝どきや勝鬨橋が出てきます。取り上げられるシーンも時代を反映しています。 長屋住宅地と工場の街、そして埋立が進む土地と広い道路が映し出されています。
最近では実写版として「3月のライオン」が公開されました。主人公が住んでいる新川や中央大橋・佃小橋、高層マンションなど見慣れた大川端でのシーンは地元民としては嬉しくなります。
月島長屋学校
志村研究室の資料
芝浦工業大学工学部建築学科地域デザイン研究室(志村研究室)が運営している月島長屋では、5月、6月とオープン長屋として公開されています。
月島生まれの志村先生は「月島再発見学」の著者でもあり、大学の研究のために、たくさんの佃・月島地域に関する資料がここに保管されています。その中からご紹介します。
直木賞作家三人の
佃・月島本
浅田次郎の『月島慕情』は短編ですが泣かされます。遊郭から出て佃で幸せになろうとした女性の物語です。
出久根達郎は、集団就職で茨城から上京し、月島3丁目(現在の喫茶ラインあたり)の古本屋に就職しました。そこでの経験から『佃島ふたり書房』を執筆し直木賞を受賞しました。小説では佃小橋の脇の古本屋が舞台となっています。
もう一人は石田衣良の『4TEEN フォーティーン』。月島を舞台に4人の14歳が勉強や恋・性に悩み、傷つきながら大人になっていく様子を描いた青春小説です。月島マックで待ち合わせるシーンから物語は始まります。 コミック本でも
『美味しんぼ』の第一巻は西仲通りの「岸田屋」の「究極の煮込み」が紹介され、いまでも5時開店前の行列が絶えません。
もちろん『3月のライオン』や「こちら葛飾区亀有公園前派出所」では実写版ですが「THE MOVIE勝どき橋を封鎖せよ!」がありました。
NHK朝ドラにも
視聴率は良くなかったそうですが2007年にはダンサーを目指す20歳女性のドラマ「瞳 ひとみ」。住吉神社の例祭や「もんじゃ」や、主人公がアルバイトをしている築地市場が描かれました。資料としてDVDが保管されています。お借りできるかも・・・。
6月のオープン長屋の予定は6月3・10・17日(土)13時~17時
3日(土)15時~16時半には志村先生公開講座、 10日(土)13時~15時半は中国西安からの留学生「賈さん」が案内する佃・月島まち歩きが予定されています。

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