月島西仲通り・昭和28年と今 65年商店を探せ!

  • 2017/1/1

もんじゃストリートは毎晩夜店が出る庶民の商店街だった

天空新聞はマンションを主体に配布していますが、半年前から西仲通り月島共栄会組合の皆さんにも配布させていただいています。そこで今回は月島西仲通りを特集させていただきます。
西仲通りの入口には大きな商店街の地図があります。この地図と京橋図書館地域資料室に保存してある「昭和28年商工地図」を比較して現存し65年以上続いている商店を探してみました。西仲通りの変遷は月島の歴史をよく現しています。
まず四番街から見てみましょう。
三面で紹介している「吉田金物店」はもちろん掲載されています。
もんじゃ振興会会長さんの「好美屋」は「好美屋遊戯」となっています。
四番街の65年商店
業態は代わっても店舗名がわかる商店では「保険仙波」現在の仙波不動産、「酒 新川」人気の居酒屋岸田屋は元酒屋と聞いていましたが。R65月島カフェでお手伝いいただいている「もんじゃむらさき」は「村崎陶器」だったのですね。
「鶏肉食品 大森園」「はまや呉服店」「白木屋襖店」「靴のエンマツヤ」は同じ業態で頑張っています。
もんじゃの文字は一軒も見えませんね。この時期から2~3軒のもんじゃ店が開店しているようですが。
参番街の現在で
看板を観察
「杉山米店」「花長」「漆原商店」「井本靴店」「大黒屋」などの看板建築はいまでも残っています。この近辺に3軒あった書店は「相田書店」だけになってしまいました。
地域資料室には画像も残っています
右下は昭和30年の参番街の写真です。杉山米店から佃方面への西仲通り風景です。
割烹着姿のお母さんや肩を組んで歩く男の子、右には「カワシマヤ」の看板が見えます。左側には「御天気堂薬局(現 鶴ちゃん)」の看板も残っています。
参番街は娯楽の殿堂
大正時代からあった交番の裏には演芸場・映画館・寄席もあったそうです。その先には「植村衣料更生店」今で言うリペアショップでしょうか?現在は呉服の植村屋です。あさひや呉服は現在工事中です。月島観音は昭和26年建立と聞いていますが地図には記載がありません。商工地図で簡略されているかも。
弐番街は現在工事中
大きく変わろうとしている弐番街の東側には古い商店もありましたが残念ながら工事で解体されました。「久保田葬儀」「坂本」「大野文具」「えちぜん屋」「いとはん」「大和屋」「なんでもや坂巻」「だるま看板の岡田玩具」などが65年商店でした。
西側には「玉井ふとん」「石野商店」「高地薬局」が健在です。
壱番街は一店舗のみ
「赤ちゃん用品店」が営業しています。いまはシニア向けの店舗になっていますが学校制服などを扱う貴重な店です。
アイマークタワーの地にはたくさんの商店がありましたが、一部ビル内で営業している店舗がありました。
西仲通りはなぜ繁盛していた?
月島の埋立後の都市計画により、西仲通りが6間道路として確保されていたのが大きいと思います。そこには毎晩夜店が出る広さがあったこと。その夜店が常店(路面店)に替わって増強されていった(月島四丁目藤倉さん談)。
清澄通り(電車通り)の東には中小工場が、佃には石川島造船所などが進出し、西側には主に工場労働者を中心とした「長屋」が建設されたことから生活を支える店が多く出来た。
そんなことから西仲通りは月島住民に愛された商店街になっていったのです。
それがどうして「もんじゃストリート」に?
この歴史は地域資料室で調査してきます。どなたか一緒に調べていただける方いませんか? 募集します。

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