第35号 7月8・9日は月島草市

  • 2017/1/29

月島西仲通りで毎年恒例の「草市」が開催されました。そもそもお盆用品を販売する市が月島3丁目の本芳寺の前に並んだのが最初(月島4丁目藤倉さん談)だったのが今は西仲通りいっぱいに屋台が出ています。

月島にこんなに子どもがいたのか?と思うくらいたくさんの子どもたちでいっぱいです。
お小遣いを握りしめかき氷やボンボンすくい(この頃は金魚じゃない)、射的などに興じています。子どもだけじゃないですよ。若者も缶ビールと焼き鳥で食べ歩き、この日のもんじゃ店は大人で大賑わいです。
月島のお盆の迎え方

草市は変わってしまい、今ではお盆用品を売っている店もダイエーの店頭とハナキ花園だけです。お盆用品もいろいろあるんですね。
そこで読者記者で月島在54年のT・K子さんに今でも続く月島のお盆をレポートしてもらいました。
それぞれの家庭での慣習があるようです

【T家の場合】 うちは祖母ちゃんもずっと同居していたので(祖父ちゃんは早くに他界)色々な年中行事は今でも殆どが祖母ちゃん存命中の慣例に従っています。
7月12日 お迎え前日に仏壇をお掃除してお飾りをします。お盆の提灯も出します。内容はご家庭によってでしょうね。今はスーパーで「お盆セット」なるものやオガラ、ほおづき、お盆のお花も売っていて概ね揃います。
昔は西仲通りにお盆用品を売る露店(商店街が店先に出す場合もあり)が出て、そもそもはそれが「草市」です。当然、お盆に合わせて日にち(12日~14日)で出店していたので、近年の草市とは全然違います。
我が家は、お盆セット、ほおづき、お団子(家で作る)、お供物、あと茄子を粗い賽の目切にして、ミソハギで水分を与えます。

7月13日  夕方、家の前でお迎え火を焚きます。(ほうろく+オガラ) 町会ごとに幾つかの場所に 『盂蘭盆会ウラボンエ(お盆の読経をあげる)』をする場所があり(回覧板掲示

板で告知)提灯を持ってご先祖様を迎えに行きます。我が家は何故か昔からお迎えは自宅前のみで出向きません。
夕飯はお素麺と精進揚げ、ちょっと値段を奮発した枝豆が我が家の定番。もちろん仏様にもお供えしますよ。
7月14・15日  日々好物をお供えしたり ご先祖様におもてなしをします。


7月16日 夕方、仏壇のお飾りを下げてひとまとめにします。送る時に持っていきます。家の前で 送り火を焚いてから、提灯を灯して、お飾りお供物を持って、盂蘭盆会の場所までご先祖様を送りに行きます。
盂蘭盆会の場所では、町内会の役員さんや婦人会の皆さんがお世話して下さいます。「行きと帰りは違う道を通って帰宅しなさい」と祖母ちゃんに言われました。
盂蘭盆会は16時~20時頃まで対応していますが「暗くなると仏様が帰れなくなる」と言われるので我が家は大相撲中継が終わったら18時頃やるようにしています。

T・K子さん、大変興味深いお話をありがとうございました。

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